戦略・戦術ラボ Strategy & Tactics

分野

ナポレオン戦争

1803〜1815年、ナポレオン体制下のフランスと欧州諸国の戦争。

3件の事例年代:1805–1815

この分野の事例に共通するのは、戦場に出る前に勝敗の大半が決まっているという形である。アウステルリッツでは相手に高地を捨てさせる誘導が、トラファルガーでは12日前に配っておいた意図が、ワーテルローでは前日にどちらへ退いたかが効いた。ナポレオン戦争は「天才の即興」として語られやすいが、ここで読めるのはむしろ、即興が効くための下ごしらえのほうである。

この分野で見つかった型

  1. 07
    合流の設計

    決着は、戦場にいない部隊が何時間後に着くかで決まる。

    ワーテルローの戦い(1815年) →
  2. 01
    空間の設計

    相手に、こちらが欲しい場所を「自分から捨てさせる」。

    アウステルリッツの会戦――中央を「捨てさせた」誘導の設計 →
  3. 04
    指揮の設計

    自分の指揮系統が切れる前提で、切れても動く状態を先に作る。

    トラファルガー海戦(1805年) →

型は当てはめるものではなく、条件を確かめるための道具として使う。各型の「効かない条件」は型の一覧に書いた。 勝敗を決める13の型

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